贅沢な時間 | ぼやき。

贅沢な時間

最近、刀ゲームが思ったより綿密にストーリー作りされてるんじゃないか?という情報を聞きましてね。
制作元が制作元なので、まあ確かにすごく精密なシナリオがあっても不思議じゃない。
だって、サイコパスとまどマギ創ったところですからねぇ。どちらも見事な構成美で、綺麗な伏線回収劇でしたから。
あの二作を観る限り、この先ヘビーな内容になったりする可能性もありますが、個人的にはそんなに心配していません。
どちらも話の内容はかなりヘビーだし、容赦はなかったですが、でも、やっぱり、感動作だったと思うので。

私は基本的に、ストーリー重視派なので、ストーリーが面白いことは最重要項目です。
でも、キャラクターが蔑ろにされているストーリーを面白いとはたぶん思わない。
まどマギにしろ、サイコパスにしろ、キャラクターは大事にされていると思うのですよ。
ほんとに。
各キャラクターが精一杯、過酷な世界でもがいて、頑張って、で、その姿勢も結果も決して軽く扱われてはいない。だから、何の救いもない、みたいな結果には、たぶんならないんじゃないかなぁ…?


かく言う私は、1月にサイコパスにハマって、まだハマり続けていますが笑、あの作品の何がそんなに自分にヒットしたのかなぁと思うと、結局人間関係の描き方だったのだと思うのです。
もちろん大筋のストーリーは面白い。
なんなら長々と語りたいくらいに面白い。笑
一回見ただけなんですが、たぶんだいたい覚えてると思う。あ、でも細かいところは怪しいかな。笑
でも、本編の前半で、ちょっと殺伐とした雰囲気の狡噛と宜野座が、実はかつての相棒で、高校時代からの親友だったという事実が明かされてから、すごい集中し始めてしまったんですよねー。笑
そうして見ていると、二人のやりとりとか、相手への気遣いとか、逆に反発とか、すごく丁寧に描かれていることがわかります。
同様に、槙島さんとグソンのやりとりとか。
槙島さんは、最後の地に、グソンの形見を持っていってたらしいですからね…。あの槙島さんが…!!別に部下でも主従関係というわけでもなく、形としてはただの共犯者だったけど、あの飄々とした二人の間にあった信頼関係というか絆みたいなものも、なんだか素敵だなぁと思ったり。
あと、宜野座と朱のやりとりの変化も面白い。最初、ギクシャクとすごく気まずいんですが、段々ストーリーが展開するにつれ、朱ちゃんが狡噛さんを慕い、狡噛さんに似てくるようになること、宜野座さんはそれに反発しつつも、憧憬や心配を抱くようになっていくこと。朱を見ていて、自分の弱さを認められるようになること。その変遷がすごく丁寧に描かれていて面白いのです。
まあ、その変遷が添うストーリー自体は、とても過酷なんですが…(^◇^;)
これはすごくキャラクターや人間関係に寄った見方ですが、もちろん物語の構造やテーマを見ても面白い。今度見る機会があったら、最近からがっつりそういう構造的な見方をしてみたいですね。


そうそう!ずっとやってみたいなぁ、と思ってたことが最近叶いまして、すごく嬉しかったし、思った以上にほんと楽しくて感動しました!幸せ!すごく素敵な時間でした…!ありがとう!!また行きたいなー!(*^^*)

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