ぼやき。

しかし、これ、困ったなぁ。
忘れられないけど、読み返せない。
これを読んだら、１日２日もっていかれる。きっとこの世界に閉じ込められて出てこれない。氷づけのくじらみたいに。
どうしても読み返したくなったら、いやたぶんなるけど、そしたら覚悟を決めてページを捲ることになりそう。気軽にお付き合いできる物語じゃない。これはほんとやばい。きつい。

なんでかなぁ？
とっても素敵なお話なのに、わたしのどこかに響いて響いて響きまくって、それでいっぱいいっぱいになっちゃうんだろうなぁ、きっと。
主人公と自分が似てるわけじゃない。私はもっともっと不器用だから。でもここまでいくとどこかしら通じるところがあるんだろうな。

あぁ、疲れた。
寝よう。そして、しばらく忘れよう。