誰でもない僕が守るから | ぼやき。

誰でもない僕が守るから

ぼやき書くの久々ですね!
前回が2月か!
月日の流れの早さにびっくりです。
新年度も始まって早2ヶ月目に突入しましたね。
相変わらず、仕事については、乗っかってばかりでなく、ちゃんと自分で勉強したり考えたりしてがんばって行きたいですね。
最近全然頭使ってない気がするもの。。
瞬間的にはもちろん考えてるんですけど、長期的な思考をしてないな。

えーと、まあ、真面目な日記はここまで。
ここからは、むすはじの感想です!笑
ライビュで観てきました〜!また友人たちとペンライト振ってきました!笑
今回も新撰組の、土方組メインの話でした。
天狼傳は新撰組結成〜局長の処刑までの話でしたが、今回のむすはじは、局長の処刑は既に終わっていて、落ち延びた土方さんの五稜郭で亡くなるまでの話でした。
私は、ピースメーカーとかけっこう好きで読んでいた口ですが、実は新撰組に関する知識があまりなく、天狼傳で、近藤さんが土方さんに「駆け抜けろー!」とか言ってたときも、もうちょい詳しく頼むぜと思ってた人ですが、今回その駆け抜けた土方さんの行く末をきちんと見せてくれて、ありがとうって感じでした。
歴史の勉強になるね、刀らぶ。笑
えーと、ざっくりまとめると、五稜郭で死ぬはずの土方さんを生かすために歴史遡行軍は、土方さん側について、土方さんを守ることにした。刀剣男士たちは、歴史を守るために、逆に土方さんを殺さなければならない。
かつての主を殺さなければならないという葛藤に揺れる兼・堀、かつて目の前で主の死を目撃した長曾根・陸奥守、かつて主を救うことに揺れた大和守、そこに物語を持たない刀として、全体を俯瞰する巴を入れて、ストーリーが展開していきます。
言うまでもなく、主軸は兼・堀。補佐でそねさん・やっさん、異分子として巴、むっちゃんかなぁ。
話の展開としては、珍しく、正道・王道をいったなと思います。兼さんの主人公枠が似合うこと似合うこと。
殺さなければならない、殺したくない、の間で揺れ続け、他でもない土方さんにも「かつての主を殺さなければならないことになったら、どうするか」と尋ねます。
彼はいろいろ話してくれるんですが、結局結論は「自分で考えて自分で決めろ」とのこと。
兼さんは最後まで迷って、最後にようやく腹をくくって使命を全うしようとするもできず。
それも生き方だと言って去っていく土方さんですが、たぶん間近で兼さんの刀を見たので、最後は兼さんの正体に気づいたのかなとも思ったり。
そして、最後をむっちゃんが引き受けてくれるのも、なんか切ないけどストンと納得でした。

なんかここ最近のミュを見ていて、歴史修正主義者とはなんだろうかって、たぶんずっと言ってると思うんですけど、今回、土方さんの仲間になっていた修正主義者について、巴さんが、ちょっと言及するんですよね。
「土方歳三は、歴史を改変するに足る重要な人物なのか」
という疑問を出してくれ、どうして敵が土方歳三を狙ったのかを考えてくれます。
その結論が、歴史遡行軍は名もなき、物語なき刀たちであり、刀の時代の最後のために戦ってくれた土方歳三と戦いたかったからではないか、と。
その結論なんだ、とちょっとびっくりしました。それで良いのか、と。そんな超個人的な感傷的な理由なのか、と。
まあ、これは巴さんなりの解釈なので、それが正解だと示されたわけではないんですが。
なんか、歴史修正主義者については、いろいろめっちゃ穿った見方をしていたので、そういう考え方もあるのかと、なんだか目から鱗でした。

感想をまとめると全体的に王道な展開で、とても面白かったです。
ちなみに土方組好きとしては、ひたすら過剰供給という感じで。笑
堀川くん捕まる→焦る兼さん→堀川くん助け出す→激おこで説教する兼さんまでの流れは素晴らしかったですし、「兼さんの俳句が上手なのは、土方さんの影響だね♡」とかいいながら、寄り添ってくる堀川くんは欲目フィルターかかりすぎだと思いますし、二部の堀川くんのソロ曲は完全に兼さんに向けてのラブソングだと思いますし。挙げればきりがないんですが。笑
一番良いと思ったのは、土方さんと最後に対峙したとき、兼さんが堀川くんに向かって、「俺にやらせてくれ」っていう場面ですね。
これ、「お願い」の言い方だなと思って。
「俺にやらせろ」でも、「俺がやる」でもない。懇願なんだよね。
それを受けて刀を納め、見守る堀川くん。
兼さんはたぶんどうせ殺さなければならないならば、自分がやりたいと思って言ったと思うんですよね。
でも、たぶん、堀川くんも同じことを考えてると思ったのではないかなと。さらには、たぶん自分と同じで、土方さんを殺したくはないという思いも強い。
だから、堀川くんにも殺させたくないと思って俺にやらせてくれと言ったと思うわけで。
堀川くんもたぶん同じように考えて、でも、たぶん動けなくて、兼さんの言う通りにしたんだと思うんですよね。
うまく言えないのですが、だから、この2人はすごいなと思うんですよね。
この2人の決定権は、最後はやっぱり兼さんなんだよなぁ、と思う。
きっと兼さんは、いつも堀川くんを救う決定をするんだろうな。
でも、堀川くんは兼さんを守るわけですから、兼さんの心身の安全が保障されないときだけは、堀川くんは言うこと聞かないんだろうなぁ。だから、活撃みたいなことにもなっちゃうんで、危うい子でもあるんですが。
彼らは、どちらかと言うと、兼さんがしっかり堀川くんを見張っててほしいなと思いますね。

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