ゆめのあと | ぼやき。

ゆめのあと

刀ミュライビュ行ってきました〜。
今回はとっても平家物語。
前知識がないと難しいかもと聞いていたのですが、なくてもけっこう楽しく観れました!
でも確かに知識があったほうがより楽しく観られる作りになっているんだろうなと思う。平家物語に興味が出てきました!

個人的には今作の三日月の行動を見ていて、ますます、歴史修正主義者の目的・行動の意味がわからないなぁと思いました。
前作のみほとせも、刀剣男士のほうがよほど歴史修正をしていると思ったし、今作でよりその感想は強まりました。
三日月が人間側に正しい歴史の方に進むよう積極的に働きかけ、操り、行動させているというならば、その行動は、やはり歪んだ歴史を「修正している」という言い方が似合っていると思う。
歴史を守らなきゃと刀剣たちはがんばっているわけですが、そもそも「正しい歴史」とは、勝者が残した記録でしかない。その細かい差異や、勝者が意図して歪めた部分もあると思うのですよね。彼らは「過去」をそのまま守っているというよりは、あくまでも「歴史」という物語の筋道を守っているわけで。
なんか、歴史修正主義者の行動は、修正というより破壊に見えるんですよね〜。ほんと、何がしたいんだろ。
えーと、一番気になったのはそこで、あとはいろいろ普通に面白かったです。
今剣と岩融が物語上にしか存在しない刀というところまで踏み込むとは思わなかったし、それを今剣には知らせまい傷つけまいと1人で背負い込む岩融も良いし、庇うだけ守るだけが忠義ではないという指摘を受け伝えようとするも、最終的に今剣は、義経本人からその答えを聞くことになるという過酷さ。その上で修行へ、という流れ、辛いけどとても良かったです。
私はたぶん、この物語を今剣と岩融を主点に置いて観ていたのだと思います。
三日月・小狐丸・髭切サイドも面白かったし、いろいろ考えさせられましたが、三日月がやっていることは正しい歴史を守るためには誰かがやらなきゃいけないことだし、そんな全部抱え込む必要はないと思いました。なんかおじーちゃんと兄者、似ているけれども、お互いの存在がそんなに慰めにならなさそうなところが難儀だなあと思います。笑
これからは、きつねさんがなんだかんだ言いつつも三日月の行動を見守るんだろうし、気遣ったり、心配したりするんでしょう。思った以上に気遣いの人だったので 笑 三日月の孤独さを和らげるとこまでは行かなくとも、三日月も少しは嬉しいんじゃないですかね。
ちなみに、私は健気なものに弱いので、膝丸の兄者への思慕だったり、岩融の今剣に対する過保護ぶりだったり、とても微笑ましく見守っていました。
膝丸、うちにはいないんですけどね。笑

余談ですが、映画館でペンライトを振るという発想がなかったので、手ぶらで行ったところ、友人たちがすっと予備のペンライトを貸してくれたのに感動しました。さすがだ…!!
二部も楽しかったです!ぐるぐる回る源氏…!!

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