十二国記は更夜が好き | ぼやき。

十二国記は更夜が好き

寂しさから救ってくれた主人を大事にして尽くすあまり、自分の精神状態にも頓着せずに、どんどん心が荒んでいって、それでも主人を捨てられなくて、自分の手を汚し続けて、また荒んでいって‥‥ひどい連鎖だけど、こういう寂しさからくる愚かさって切なくてすごく愛しいです。好きですよ、こういうキャラクター。もうちょっと技術がついたらぜひ書いてみたい。個人的に雁がいつか滅びるとしたら、尚隆に滅ぼされるとしたら、それは更夜の約束を守ってからがいい。でもやっぱり約束守るんなら、滅ばないでほしいかな‥どうする気なんだろ。

ちなみに十二国記の中で別格なのは泰麒です。これはもう一番最初に読んだし、読み返した回数もダントツだし、仕方ない。精神的にも感情移入しやすいし。読んでてストレス少ない話だし。別にショタ嗜好ではない‥はず‥(笑)

小野不由美ってすごく主人公にストレス与えるのがうまいと思う。嫌悪感、恐怖感、不安、寂しさ、焦燥感。そして最終的にそれから解放されるのがラノベで解放されないのが大人向けなんじゃないだろーか‥?苦い現実を提示されておしまいだよな。屍鬼とか魔性の子とか黒祠とかとか。

はー‥‥寝よう。
もう今日は考えたくないやぁ

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