あなたのことが大すき。 | ぼやき。

あなたのことが大すき。

マーニー見てきましたよ!
ゆったりと叙情的な少女ものでしたねー。大人向けの童話みたいな雰囲気だなぁ、と思いました。
主人公は12歳の女の子、周囲に溶け込まず、親にも打ち解けず、ストレス性の喘息持ちで、その療養のために親戚がいる田舎に滞在する。その日々の中で、妙に惹きつけられる洋館と、不思議な少女に出会い、不思議な交流をする。
子供から少女への移り変わりの内実は、女性はみんな思い当たったりするのかな?私はこういう時期けっこうあったなぁー、とひとり苦笑してました。
オチはわりと最初の方で予想がついてましたが、なるほどなぁ、と考えさせられましたね。もう一回観たいなぁー。

少女ものって実はマリみてくらいしか、読んだことないです。
なんとなく表に出てくる作品が少ない印象があります。少年ものの方が女性からの需要が高いからかな?笑
少女ものの印象として、美少女とか秘密とか約束とか、ひっそりしててちょっと甘美的ですよね。
でもその美しさには、毒や皮肉が紛れてる。そこまで強い表現じゃなければ、自分以外のものをちょっと小馬鹿にしているって感じ。でもそうしないと自分を保っていられない脆さ弱さも抱えていて、だから何かに縋りつきたくなる。
そういう、少女の危うさを上手に表現した映画だな、と思いました。
個人的には嫌いじゃないです。
っていうか、もっというと好き嫌いをつけるのが難しい感じかな。
ただそこに在るって感じ。すーっと入ってくる感じが不思議でした。


童話めいたものといえば、個人的にはBUMP OF CHICKENが浮かんできます。
ギルドはやっぱりちょっと苦手。銀魂のマダオソングと言われてからは笑えるようになりましたが!笑 BUMPは不思議ですよね。
その場に崩れ落ちるくらい優しい曲と、自分に喝を入れるための曲と、物語をじっと聞く曲と、耳を塞いて逃げ出したくなる曲とバリエーションがすごい。
中でも逃げ出したくなるってすごいよね。他には(思い出が付随してなければ)そんなんほとんどないもんな。
たぶん、自分の弱い部分を正面からぐさっと刺される感じがするんでしょうね。

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