楽しんでいこう! | ぼやき。

楽しんでいこう!

どうも、なんだか久々な更新になってしまいました。年度末・年度始めは気持ちがバタバタしますねぇ〜。
時間はあるはずなのに、気持ちがついていかなかったり、やる気が出なくて無気力になってたり、そんな自分に苛々したり。
でもそういえば、自分って元々ナマケモノだったなぁ、とふと思いましてね。
やっぱり環境を変えなきゃできるわけないし、目標をもっと細かくしないとやる気もでない。
手の届く目標とスケジュールの設定が必要なのです。
で、やらなきゃ、やらなきゃ、あーできなかったなぁーっていうのはそろそろやめたいわけで。ただ自分を追い詰めるだけだから。笑
もともとナマケモノなんだから、頑張ってる方が貴重だし偉いんだよ。
で、弛緩しきった状況で頑張ることはやっぱりできない。無理無理、切り替えられないもん。
だから、時間を限定にして、スタバでやろう。笑 もうそうしよう、ほんとに。笑
ちゃんと自分のなかで習慣づくまではね。


さてさて、最近は、ケータイ騒動でまたまたやこ様に多大なる迷惑をかけたり、バイオリン仲間のコンサート行ったり、鉄血鑑賞会したり、いろいろやってました。笑
最近は、なんか、楽しいことしよう、と思います。
何事も楽しむっていうのもそうだし、自分が楽しいと思うことをしよう。
そうすると、やっぱり友達と遊ぶこと、何か作品に触れること、それについての考察、あとは自主創作、が上位に入るかな?

じゃあ、とりあえず、鉄血について考察でも。長いよ!!笑


鉄血、とっても面白かったです。
とにかく作りこまれた世界観とぶれないながら成長していくキャラクター設定、あとは物語の展開がとにかくシビアで劇的で、それなのに悲壮な感じはあまりせず、物語調は適度に明るい。過酷な設定を除けば、少年たちが仕事をこなしてのし上がっていくストーリーで、展開も熱く、まるで少年漫画のよう。
ダブル主人公のようになっていて、ひとりは若きリーダー、ひとりはそのリーダーについていくことを決めた弟分で、後にエースパイロット。一方はいろんなことに葛藤しているとても人間くさい人物で、もう一方は命令通り容赦なく敵を排除していく人間性の薄めな人物。その絆や対比、やりとりなども面白いです。政治的なヒロインの存在も面白い。

で、楽しく観ていたんですが、とにかく最終回がすごいインパクトでした。敵方が。笑
主人公組を脇に置いて、敵方の二人組の末路から目を離せませんでした。笑
冷静沈着で穏やかなマッキーと、無邪気で明るい天真爛漫なガエさん。幼馴染で親友同士で仲良しな二人でしたが、最終回で、その真相が明かされるという…。

もともと敵の黒幕が槙島さんに似てるらしいよ!と友人から聞いて観ていたので、ずっと比較して観てしまっていたのですが、いろいろ予想外で、あれっ!?って感じでした。

槙島さんは、美形で華奢で儚げな外見とは裏腹に、人間観察をしたいがために、やばい人々に武器や庇護を与えてその様子を見守っていたり、警備システムを一時的に無効化して国中をパニックに陥れたり、バイオテロを企てたり、とにかく危険な人物でした。でも、その怖すぎるほど割り切った過激な姿勢が格好良かったり、孤独とか右腕に対する信頼とかが垣間見えたりするとなんだか憎めないところもあったり、いろいろ考えさせられる理想的な悪役だったと思います。

対して、マッキーは、表立っては何もしていない。もちろん、水面下でいろいろ手を回し、状況を自分の良いように誘導はしているけれど、彼が直接手を下して、被害を出したことはほぼない気がする。彼の目的は、どうやら自分の組織に対しての改革か破壊のようなので、当然なのかもしれませんが。
にも関わらず、非道感を強く感じるのは、もちろん、ガエさんに対する所業のせいです。
長年の親友で、マッキーを心底信頼していた、情に厚い軍人であるガエさんに対し、ガエさんとガエさんの大切な部下の誇りを良いように利用したこと、ガエさんの大切な幼馴染みをわかってて死地へと送り出したこと、立場を手に入れるためにガエさんの大切な妹を家を利用すること、その裏切り全てをマッキー自らの口から告げるという非道っぷり。
しかも、それは全て、マッキーが水面下で采配だけしたことだから、ガエさんが殺されてしまえば、悪役はガエさんになってしまい、マッキーの所業を知る者が誰もいなくなってしまう。そのまま、マッキーはガエさんの妹の婚約者として、ガエさんの家を乗っ取るわけで。その絶望と恐怖たるや。
もう、なんか、どう考えても、ガエさんの性格を知り尽くしたうえで、どうやったらガエさんが一番痛手で、一番傷つくか、考えて行動したとしか思えない。それなのに、とどめをさしてから、お前は私の生涯唯一の友人だった、と言うんですよね。
マッキーは一体なにがしたかったのかなぁ…?一体なにをしたいのかな、と、友人たちと、思わず考えこんでしまいましたね。
表情・口調はとても穏やか、言い回しはガエさんが自分をできるだけ憎むように、敢えて非道なものを選んでいる感じ。けれども、だからといって本心は違う、という感じでもない。ガエさんに対して未練も感じられない。嘘もついてないらしい。
そもそも、目的のために、ただガエさんを殺したいだけなら、別に自分の所業を明かす必要なんか全くない。でも敢えてやったわけで。
だから、とりあえずとにかくガエさんを傷つけたかったのは間違いないんですよ。
もっと言うなら、とどめを刺した風に描いてはいるけど、機体vs機体の話だし、コクピットが映ったわけでも死体が映ったわけでもない。
しかも、ガエさんとマッキーの戦いは目撃者もいない。だから、たぶんこれは、8割くらいの確率でガエさんは生きてる気がするんですよね…。
しかし、これだけ敵愾心を煽ったら、当然ガエさんはマッキーをめちゃくちゃ憎むし、マッキーへの復讐と思惑阻止を考えるはず。もうそれしかできることないし。で、そんなことはマッキーもわかりきってるはず。
だから、今の時点では、マッキーはガエさんをひたすら傷つけたかった、もしくは、自分を憎んで殺しに来てほしい、が一番わかりやすいかなぁ…とは思うんですよね。今の時点では、ホントそのくらいしか想像できない。どちらにしても、重すぎる愛憎。笑
マッキーの心理描写がほとんどないような状態で最終回で一気に暴露でしたから、本当にマッキーの内面については全然わからない状態で、それだけにもう、みんなで考えこんでしまう感じでした。

えーと、つまり、槙島さんはよくも悪くも分かりやすく犯罪者だった。あの作品内でシステムにちゃんと認識されない存在であり、社会的な立場は何もないので、保身の必要は全くなかった。
対して、マッキーは、組織の権力者で、出自は良くないが将来有望な若者。今回、表面だけを見れば、彼の対抗馬や邪魔者が自ら次々と失脚し、一方彼は、名家の婿となることで家柄も確保し、権力が増大した。
だから、こうやって見ると犯罪者どころか、悪役とも言い難い。ただガエさんに対する所業だけが、あまりにもひどい、という…。
彼が権力を手に入れて一体何をするつもりなのかがひたすら気になる最終回でした。
二期にファンを惹きつける演出としては、この最終回は、すごく良いかもしれないですね。だって気になるものー笑

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