それでも確かに愛の形を探した | ぼやき。

それでも確かに愛の形を探した

某執事映画観てきましたよ〜!
豪華客船編!withみそさん!レイトショー!
面白かったですー!

原作はずっと貸してもらって読んでるんですけど、読んでからだいぶ時間が経過してるので、自分の記憶の欠損が著しかった。
どういうわけか細かいところはしっかり覚えているのに、メインストーリーがだいぶあやふやという、よくわからない欠損のしかたをしてました。笑
しかし、この船編改めて面白いなぁと思いました。スケールがすごい。映画向きですよねー。
個人的に、けっこうリジーが好きだったり、リジーの一家が好きだったり、リジーに対する坊っちゃんが好きだったりするので、船編はいろいろ美味しいとこ詰め合わせって感じ。

そして改めて坊っちゃんと執事のもどかしさに、みそさんとわーってなりました笑
なんかもう、いつもありがとうって言えよ〜、無事でよかったって言えよ〜、大丈夫?って聞けよ〜〜、みたいな、お互いを思い遣る言葉の少なさがめっちゃもどかしかった。笑
まあ、それ言っちゃったら台無しなんだろうけど。笑
あの二人はそういうことはあんまり言わないからこそ強いし美しいのかな、みたいな。
言わなくてもきっとお互いわかってるわけで。
彼らは言葉にするのが難しいですねー。
ちょっと考えてみたいと思います。

そもそもあの二人って言葉が少ないと思うんですね。楽しく雑談するわけじゃないし、労わりの言葉をかけるわけでもない。日々の会話はたぶん8割くらいは仕事の話で、沈黙も多そう。
ベタベタの分かりやすい甘さの中に、わかりにくい苦さ、くらいな配分に慣れてると、もうちょっとお互いを甘やかしてもいいんじゃない?って言いたくなるのですが、でもすでに充分甘い気もするから不思議。
だって坊っちゃんが頼れる相手はセバスだけだし、セバスは契約だけというにはあまりにも必死に坊っちゃんを守るし。
この二人の根底にあるのが、「坊っちゃんが復讐を遂げるために力を貸す、その対価として坊っちゃんの魂はセバスが食べる」という契約なわけですが、契約であることがちょっと口実めいてきているような、そうでもないような。
契約があるから守るし、頼る、みたいな。それがもしちょっとでも口実にもなってきているとしたら、すごい糖分だと思う。
とりあえず彼らの距離感やお互いに対する信頼感を見てると契約のうえにいろんなものが積み重なっていったんだろうな、とは思うので。やっぱり契約だけで成り立つ二人ではもうないと思う。
でも、その契約が始まりで根幹だから、坊っちゃんが復讐を遂げたとき、どうするのかなぁと思うんですよね。たぶん食べちゃうのは食べちゃうんだろうけど、そのときセバスは何を思うのかなぁ。
多くを語らないところがこの二人の魅力だとも思うので、結局明かされないまま終わったりもするのかもしれない。
それも含めて、今後も楽しみですねー。

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